|
こんにちは!新潟の野菜ソムリエ キムラマサアキです。
行ってきました。先週に引き続き第二回目の長岡講座。 講座途中に雨が降ったらしく、路面は雨に濡れて風もあり、ぬる涼しかった。 野菜・くだものをうまく料理するときにしばしば使われる言葉だが、「素材の味を生かしました。」というフレーズ。僕はこの表現方法は好きではありません。たぶん間違っていると思う。 我々一般人、調理人を含めてですが、その食材、野菜を目の当たりにしたとき、うまく料理しよう!なんて思っちゃうのだけれども、素材の持つ力には最初から誰も絶対勝てません。お手上げです。 諦めるのが一番! それを無理すると何を言いたいのか?わからないようになってしまうのだけれども、うまく料理してなんて思わない。 素材にきちんと寄り添う気持ちを持つ。 それが、よい料理を作るコツ。 いつの日から上から目線になってしまったのだろう? 早く勘違いは捨てて、正すべきである。 そんなところで、長岡でお話したことは…。 ●野菜保存の適温 0℃前後 ホウレンソウ・にんじん・キャベツ・ブロッコリー・白菜・ゴボウ・大根・たまねぎ・レタスなど 5℃~10℃ ナス・トマト・じゃがいも・キュウリ・きぬさや・インゲン・ヤマイモなど 12℃~13℃ かぼちゃ・オクラ・ピーマンなど ●保存状態 野菜には立てて保存した方が良いものと、寝かせても鮮度が落ちないものとがあります。 ホウレンソウ・キャベツ・白菜などの葉物、カリフラワーやブロッコリー、アスパラやネギなどは 寝かせると立ち上がろうとしてエネルギーを消耗してしまいます。栄養価が抜けてしまわないよう に、このような野菜は立てて保存しましょう。 トマト・キュウリ・ナスなどのぶら下がり野菜は立てても寝かせても大丈夫です。 ●おいしい野菜の条件 色は新緑の緑、薄めを選ぶ 葉は左右対称 葉の出方を知る 結球野菜は整った玉 軸(茎)の切断面を見る ヘタが均等、かつしっかりしていること 小さい養分吸収根を見る 普段の調理から気付く ●大根 ダイコン 葉っぱと小さい養分吸収根を見る 根も葉も皮もしっかり食べたい 根にはジアスターゼ(消化酵素) 葉には、β-カロテンとカルシウム、ビタミンC、根には毛細血管を強くするビタミンP先にはピロ リ菌の生育阻害効果があると言われるイソチオシアネート ●人参 ニンジン ひげ根の位置が均等で、ツヤのあるものを β-カロテンを防府に含む緑黄色野菜の王様、英名の「キャロット」はカロテンからついた名前 ビタミンCを壊してしますアスコルビナーゼと言う酵素を持つ、熱や酸に弱い ●白菜 ハクサイ 葉が内側に巻き込んでいて、どんぐり型を探す 芯の高さが全体の1/3の以下 95%水分ですが、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンK、葉酸などをバ ランスよく含む。 クセがなく料理への応用範囲も広いので、ダイエット食材としても ●キャベツ 甘藍 上から見て、きれいな五角形 切り口が500円玉より小さくて、芯の高さは全体の2/3以下 葉が柔らかい春物、強い甘味の夏秋物、葉が肉厚な冬物 胃潰瘍などの予防改善に有効とされるビタミンU(キャベジン)を含む ●ホウレンソウ 菠薐草 あまり色の濃いものは避ける 鉄分含有量は野菜の中でトップクラス 鉄分をうまく吸収するには、ビタミンCとクエン酸などと一緒に摂取すると良いので、酢やレモン をうまく使う 結石の原因になるアク(シュウ酸)があるので水にさらす ●ネギ 葱 根の上のところがぷっくりと膨らんでいるものを 葉の中にぬめりが多いものを ネギは葉の部分にβ-カロテンが多く、茎の部分にビタミンCが、多く含まれている ネギには独特の強い香りがありますが、これは「硫化アリル」と呼ばれる栄養成分で、ニラや玉ね ぎにも含まれています。この硫化アリルは、ビタミンB1の吸収や働きを高め、食品の消化、吸収 を高める効能があります。ビタミンB1が多く含まれている豚肉や牛肉と一緒に、調理するのがお すすめ、血液をサラサラにして、血行を良くして体を温める働きもあります。 ●レタス 乳草 バランスのよい五角形のモノを、ゆがんだモノは苦い カリウムや食物繊維を多く含み、口内炎や肌荒れに有効な葉緑素を持っている 包丁で切ると褐色になるので、手でちぎって ●キュウリ 胡瓜 太さが均等で、まっすぐなものを 高血圧を予防すると共に、むくみに効く ぬか漬けにするとビタミンB1が約9倍、カリウムとビタミンKが約3倍、ビタミンCが約1.5倍 と驚異的にアップ 皮の部分に含まれるアスコルビナーゼが、ビタミンCを壊すので注意 ●ナス 茄子 ヘタと美の間が白いものを 紫色が濃く、光っているもの 栄養価よりも健康維持を高める成分に注目 ポリフェノールの一種であるナスニンやクロロゲン酸には、抗酸化作用があり、悪玉コレステロー ルを減らし脂質異常症を予防 水にさらし過ぎないように、油調理の場合はアク抜きは必要ありません ●トマト 白い筋(スターマーク)を目安に リコピンはβ-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍もの抗酸化作用 リコピン以外にも多くの栄養がある 毛細血管を強くするルチン 肌荒れを防ぐビオチン 余計な塩分を出すカリウム リコピンは熱に強く、油と一緒に摂取すると吸収率アップ ●ピーマン 肩が張っていて、尖がっていないモノ 大き目のピーマンなら、レモン1個以上のビタミンCを含むことがる パプリカは普通のピーマンよりビタミンCが2倍 ビタミンCを助ける ビタミンP(ルチン)を含む ●ジャガイモ 丸くずんぐりしたモノがよい 皮が緑色でないモノ 毒ソラニン 大地のリンゴと呼ばれるくらいビタミンCが豊富 茹でる場合は、皮ごと茹でて茹で上がってから皮を剥く方が水っぽくなりません。 ●サトイモ 表面の輪っかがきれいに均等に出ているモノ 芋類の中では、食物繊維も多く低カロリー 粘り気が血圧を下げ、 コレステロールを除去してくれる ●タマネギ 茎が出るところが細いモノで、皮がよく乾燥しているモノ 血液サラサラ効果を狙うのであれば生が理想的、切って15分ほどおくと酵素反応が進んで効果ア ップ 以上、こんなところでした。 |
Post a Comment |
|

