こんにちは!新潟の野菜ソムリエ キムラマサアキです。
苺は植物学的には、野菜に分類されている。野菜ソムリエ的に申し上げると、果実的野菜。
を知ることは、裏切りの連続なのだ。何が裏切りか?って言うと、まずはフルーツの代表格みたいに見られているが、実は野菜だ。一般に野菜は草本性の植物、これに対して果実は木本性の植物を指す。苺は正真正銘の野菜である。苺はデザートして売られているので果実の分類になる。さらに苺は桜や林檎と一緒のバラ科の作物である。桜や林檎は立派な木になる。これまた少し合点がいかない話だ。さらに苺の旬は、いまでこそ1年中、輸入物を含めて店頭でお目に掛かるが、実は初夏だ。ビニールハウスなどの施設栽培により、旬をコントロールされているのだ。あれやこれやと書き綴ると、紛れもない裏切りの果実であることがお分かりであろう。しかしながら、こんな風に私たちを裏切り続ける果実だからこそ、我々をいつも引き付け、魅了し続けるのにも納得がいく。新潟には、全国各地のご当地苺と比較しても、引けをとらない姫のように愛らしく香り豊かで、肉質がソフトかつジューシーな「越後姫」という苺がある。
これからいよいよ旬本番である。
これからも、ずっと甘酸っぱく裏切られたい。